私は医師免許取得後、主に急性期医療を担う医療機関において消化器外科医として25年以上診療を行ってきました。

 昨今、多くの医療機関が厳しい医療体制や経営状況に直面しており、限りある人材の中でなんとか地域医療を支えている現状があります。
 その中で病院運営のノウハウやマンパワーの不足により、病院の存続自体が危ぶまれる状況も目にしてきました。特に地方の中小規模病院にその傾向が強く感じられます。

 医療機関、特に病院は、様々な制度運用・規制の中で安全に医療を提供していく絶対的な使命があり、一般企業とは違う運営のノウハウが必要です。

 また、病院は医療を提供する場であると同時に、地域が活力を維持していくためのインフラであり、大切な雇用の場でもあります。
 過去に起きた様々な自然災害や、最近ではコロナ禍の厳しい状況下でも必死に地域の医療を担ってきた地域の病院を、簡単に無くすわけにはいきません。

 その思いから、25年以上の臨床医・病院勤務医の実績と経験理論をもとに、よりよい病院運営のお手伝いをしたいと考えています。

 オフィス エリプスは、医療面・運営面からの直接サポートのみならず、地域の実情・医療機関の特性に合わせた改善案を一緒に考えます。
 10年後・20年後も地域に必要とされる医療機関であり続ける。
 その実現のため経営者様と共に歩んでいくことが、オフィスエリプスのもっとも大切な使命です。

 また、医療人材育成としての病院職員に対する教育・育成のお手伝いはもとより、医療関連企業（製薬会社・医療機器メーカー）様に対する勉強会・講習会も、たいへん喜んでいただいております。

 病院外での活動による地域貢献も、大切な務めです。
 ラグビーを中心にスポーツイベントへのメディカルスタッフの派遣を行い、安全なスポーツ活動のサポートを業務として行います。

 オフィス エリプスは、人々、医療、そしてスポーツを繋ぎ合わせることで、地域の健康づくりに貢献してまいります。